樹になったまま自然に乾燥していたぶどうを食べた時、「レーズンの歴史」が始まったと言われています。紀元前13世紀頃から地中海沿岸地域、ペルシャ地方でぶどうの栽培とレーズン作りが始まったそうです。生のぶどう1kgからできるレーズンはわずか200gです。自然の恵みを凝縮したドライフルーツです。
【栄養特性】
レーズンはカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガンなど数多くのミネラルを含んでいるので、ミネラルの宝庫といわれています。また、レーズンは約70%の果糖・ブドウ糖を含み、これらは砂糖のショ糖より吸収されやすいため、効率のよいエネルギー源になります。抗酸化作用のあるポリフェノール(アントシアニン、レスべラトロール)が含まれています。
«栄養成分表» 干しぶどう(レーズン)(100g当たり) 栄養成分情報 ▸ | |||||
---|---|---|---|---|---|
エネルギー | 324kcal | ナトリウム | 12mg | 銅 | 0.39mg |
たんぱく質 | 2.7g | カリウム | 740mg | ビタミンA | 1μg |
脂質 | 0.2g | カルシウム | 65mg | ビタミンB1 | 0.12mg |
炭水化物 | 80.3g | マグネシウム | 31mg | ビタミンB2 | 0.03mg |
糖質 | 76.2g | 鉄 | 2.3mg | ビタミンB6 | 0.23mg |
食物繊維 | 4.1g | 亜鉛 | 0.3mg | 葉酸 | 9μg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)より