プルーンは、乾燥したプラム(西洋すもも)のことで、種をつけたまま乾燥させても発酵しないプラムだけがプルーンになります。
プルーン発祥の地はカスピ海沿岸のコーサカス地方だとされています。そこからプルーンは西の方へ旅し、南ヨーロッパ、西ヨーロッパおよびバルカン半島地域に定着しました。そして今日でもこれらの地方ではプルーンが収穫されています。
【栄養特性】
プルーンは、ビタミンやミネラルを多く含んでおり、特にカリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどをバランス良く含んでいます。また、食物繊維が多く含まれていることも良く知られています。プルーンに含まれる抗酸化物質は「ネオクロロゲン酸」というフェノール類で、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を阻止する強力な働きがあるといわれています。
«栄養成分表» プルーン(乾)(100g当たり) 栄養成分情報 ▸ | |||||
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エネルギー | 211kcal | ナトリウム | 1mg | 銅 | 0.27mg |
たんぱく質 | 2.4g | カリウム | 730mg | ビタミンA | 100μg |
脂質 | 0.2g | カルシウム | 57mg | ビタミンB1 | 0.07mg |
炭水化物 | 62.3g | マグネシウム | 40mg | ビタミンB2 | 0.07mg |
糖質 | 55.2g | 鉄 | 1.1mg | ビタミンB6 | 0.34mg |
食物繊維 | 7.1g | 亜鉛 | 0.4mg | 葉酸 | 3μg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)より
たわわに実ったプラム カリフォルニアは、プルーンの原料であるダジャン種プラムの育成に最適な環境をもった理想の大地です。 |
プラムの収穫風景 収穫時にプラムが地面に落ちて汚れたり傷がつかないよう、細心の注意を払いながら一本ずつ収穫していきます。 |
収穫されたプラム 完熟したプラムは、プルーン工場へと運ばれ、洗浄、乾燥、選別などいくつもの工程を経た後に、おいしいプルーンとなり、全世界へ出荷されていきます。 |