いちじくの豆知識・栄養特性

いちじく FIG TREE(英) クワ科イチジク属

いちじくは起源前6000年以上前から栽培され、アダムとイブの神話や旧約聖書にも登場する程古い果樹です。日本には江戸時代初期、ペルシャから中国を経て、長崎に伝来しました。

トルコ産のスミルナ種は、高原地帯の標高が高い農地で栽培され、収穫期には手もぎで収穫されます。高原地帯の寒暖の差と季節ごとに循環する良質の風がより美味しい果実を実らせます。
カリフォルニア産のブラックミッション種は、乾燥した温暖な気候で育ち、収穫期が近づくといちじくの木の下がきれいに整えられます。木の上で熟し、乾燥して自然に地面に落ちてきた所を収穫機で集められ、水洗いされた後、トレイにのせて乾燥させられます。
【栄養特性】
食物繊維や鉄、カルシウム、カリウムなどのミネラルが特徴です。また、有害な活性酸素を除去するとされている抗酸化物質のポリフェノール含有量が高いことがわかっています。

«栄養成分表» いちじく(乾)(100g当たり)    栄養成分情報 
エネルギー 272kcal ナトリウム 93mg 0.31mg
たんぱく質 3.0g カリウム 840mg ビタミンA 4μg
脂質 1.1g カルシウム 190mg ビタミンB1 0.10mg
炭水化物 75.3g マグネシウム 67mg ビタミンB2 0.06mg
 糖質 64.6g 1.7mg ビタミンB6 0.23mg
 食物繊維 10.7g 亜鉛 0.6mg 葉酸 10μg
日本食品標準成分表2020年版(八訂)より

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